「20世紀少年」を観始めたものの、過去に映画「太陽を盗んだ男」を観て後悔した経験があるため、最後まで観るかどうか迷っている方に向けて、実際に映画を観た感想やアドバイスをお届けします。特に「20世紀少年」シリーズ全体の流れや結末に対する評価を中心に、続編まで観た方の意見も参考にしていきます。
「20世紀少年」のストーリーと魅力
「20世紀少年」は浦沢直樹の同名漫画を原作にした映画で、SF、ミステリー、サスペンス要素が強い作品です。物語は、主人公ケンヂがかつての友人たちと共に、謎の宗教団体「ともだち」の登場とそれに対抗する戦いを描いています。映画全体を通して過去の出来事と現在が交錯し、観客は次々に明かされる謎に引き込まれていきます。
映画の魅力は、その巧妙なプロットとキャラクターたちの葛藤です。観ているうちに、謎が少しずつ解けていく感覚に引き込まれるため、スリルと感動が続きます。
「20世紀少年」のラストまで観る価値はあるのか?
「20世紀少年」は全体的に深い謎が織り交ぜられ、最終的にどのように物語が完結するのか気になる作品です。しかし、ラストの結末に対しては賛否が分かれる部分もあります。結末が予想外であることもあれば、納得できないと感じる人も少なくありません。ですが、映画全体として見ると、キャラクターの成長や物語のテーマ性を踏まえた上で、最後まで観る価値は十分にあります。
「太陽を盗んだ男」のような結末に不安がある方でも、映画としての完成度は高いため、もし途中で気になる部分があれば一度観てみると良いでしょう。
続編を観るべきか?
「20世紀少年」には続編となる「20世紀少年 最後の希望」「21世紀少年」があります。続編では、物語がさらに深掘りされ、キャラクターたちの運命や「ともだち」の正体に迫る展開が繰り広げられます。もし前作に感動し、結末が気になるなら、続編を見ることで物語の全貌が明らかになります。
ただし、続編に対する評価は分かれており、一部の観客は満足したものの、別の人々は結末に対して批判的です。しかし、物語を全体的に理解したい方にとっては、続編を観ることをおすすめします。
アニメ未視聴でも問題ないか?
「20世紀少年」の映画は、アニメや漫画とは少し異なる部分がありますが、映画だけで十分に理解できます。アニメ未視聴でも、映画の流れやキャラクターの動機は十分に把握できるため、心配する必要はありません。
映画単体でも楽しめるので、アニメ未視聴であっても気にせず観進めることができます。
まとめ
「20世紀少年」は、SF、ミステリー、サスペンスの要素を融合させた面白い映画です。最終的な結末に対して賛否はありますが、全体のストーリーとキャラクターに引き込まれることは間違いありません。途中で観るのを迷っている方は、ぜひ続けて観てみることをおすすめします。また、続編を観ることでより深い理解と感動が得られるでしょう。
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