映画『ターミネーター: ジェニシス』は、ターミネーターシリーズの中でも特に理解が難しい作品だと感じる人が多いです。特にキャラクターの関係性やストーリーに疑問を抱くことがしばしばあります。この記事では、映画の中でのキャラクター設定、ストーリーの展開、そしてキャスティングミスとされる点について掘り下げて考えていきます。
1. ターミネーター5『ジェニシス』のストーリーの複雑さ
『ターミネーター: ジェニシス』は、シリーズの過去の設定を大きく変えた作品であり、そのため初見では理解しづらい点が多くあります。特にカイル・リースの行動が謎に感じる方も多いでしょう。彼はシュワルツェネッガー演じるターミネーターの存在を知らないはずですが、なぜかそのターミネーターを目の前にしても、そのことを理解しているかのように行動します。この点については、映画の設定が従来の時間軸から外れたことが影響しており、タイムトラベルによる影響が複雑に絡み合っています。
また、タイムラインが分岐することで、キャラクターやシーンが過去の作品と大きく異なり、観客は混乱しがちです。こうしたストーリーの構造が理解の障壁となっている部分です。
2. キャスティングに関する疑問
多くのファンが『ジェニシス』のキャスティングに対して抱く最大の疑問は、サラ・コナーやカイル・リースのキャラクターに関するものです。特にサラ・コナーが以前の作品に比べて「可愛く」なりすぎているという指摘があります。従来の渋さがなく、幼さが強調されていると感じる人も多いでしょう。これは、演じるアーノルド・シュワルツェネッガーが年齢を重ねる中で、サラのキャラクターも若干の刷新がなされる意図があったのかもしれません。
さらに、カイル・リースも従来のイメージとは異なり、若干童顔に見えるという意見もあります。これらのキャスティングの変更により、観客は従来のキャラクター像とのギャップに戸惑うことがあり、作品全体の一貫性を感じづらくなってしまったかもしれません。
3. ジョン・コナーのキャラクターについて
ジョン・コナーのキャスティングも、ファンの間で賛否が分かれるポイントです。『ジェニシス』では、ジョン・コナーが老けて見えるだけでなく、最初から悪役っぽい雰囲気を持って登場します。これは、彼のキャラクターが作品の中で一大転換を迎えることを暗示していますが、従来のジョン・コナー像との乖離が気になる観客も少なくありません。
ジョン・コナーが悪役として描かれることに賛成する人もいれば、ファンとしては従来のヒーロー像を見たかったという人も多く、そのギャップに戸惑う場面が多かったのも事実です。
4. シュワルツェネッガーの登場について
シュワルツェネッガーのキャラクターは、今作でも重要な役割を果たしていますが、彼を無理に登場させた感があるという意見もあります。シュワルツェネッガーの登場シーンは、ターミネーターシリーズのファンには嬉しいものではありますが、その登場に対して違和感を覚える人もいます。映画の中で、サラ・コナーが彼を「おじさん」と呼ぶシーンがあり、そのことがより一層この違和感を強めたかもしれません。
シュワルツェネッガーがターミネーターとして登場する理由は、シリーズの象徴的なキャラクターとしての役割を果たしているものの、ストーリー上の役割がいまいち明確に感じられなかったという意見もあります。
5. まとめ:『ターミネーター: ジェニシス』の評価
『ターミネーター: ジェニシス』は、シリーズファンにとっては賛否が分かれる作品です。ストーリーの複雑さやキャラクターのキャスティングに対する疑問などが多く寄せられていますが、それでも映画としては新しい展開を迎えたことも確かです。
作品に対する評価は分かれるものの、タイムトラベルやキャラクターの新たな解釈に興味がある人にとっては、見応えのある映画であることは間違いありません。『ターミネーター』シリーズのファンとしては、新しい挑戦と解釈を楽しむこともできる作品となっています。
コメント